DIYで産まれたての息子のために、オムツ台を製作!


DIY おむつ台 カバー
先日、第一子が産まれました。
いろんな準備をしていましたが、沐浴したあとに体をふいてあげる台や、オムツを換えてあげる台がない!
急遽、2日間で製作しました。ご参考にどうぞ!

製作にあたって、超ラフですが完成イメージ図になります(笑)
DIY おむつ台 1

材料

今回の材料です。

  • 角材(長さ700mmを4本, 610mmを4本, 410mmを4本)
  • 有孔ボード(700mm×500mm程度)
  • MDF板(700mm×500mm程度)
  • 1×8 6ft(長さ681mmを2枚, 500mmを1枚確保できる物)
  • 2×4(長さ500mm程度を確保できる物)
  • キャスター4個(うち2個は車輪を固定できるもの)
  • キャスター取り付け用のネジ
  • 太さ8mmの木ダボ
  • 太さ6mmの木ダボ

フレームの組み立て

まずはフレームを作っていきます。
今回は、赤松の角材(45mm×45mm)をホームセンターで調達しました。
角材の必要な長さの合計は、6880mmです。
DIY おむつ台 2

700mmを4本, 610mmを4本, 410mmを4本切り出します。
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オムツや小物を置けるように、ここにボードを入れます。
DIY おむつ台 1 1

トリマーを使って、フレームの一部ににボードの厚さ分の溝を作ります。
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こんな感じで溝を作ります。溝を作るのは、長さ610mmの2本, 長さ410mmの2本になります。
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足となる長さ700mmを4本にも、ボードの角が入るように溝を作っておきます。
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ボードを切り出して起きます。今回は構想段階では穴のあいた多孔ボードで考えていましたが、比較的安いMDF板にしました。
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フレームを組み付けていきます。
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今回、接合部には釘を使わず、木ダボを使います。
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木ダボを入れるには、まず木ダボに合った直径の穴をあけます。
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穴をあけたら、ダボ用マーキングポンチを入れて、相手側の接合面に印をつけます。マッドマックス感がやばいです。
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このように相手側の接合面を合わせます。
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マーキングがついたところを中心に、穴をあけます。
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木工用ボンドを穴につけてから木ダボを入れて、接合させます。穴がまっすぐあけれていなかったり、ズレていたりすると、うまく噛み合わないので、ある程度の精度は必要です。
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今回は、フレームの長辺から組み立てました。一旦ボンドが固まるまで圧着して一晩おきます。
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(固まるまでオムツ台の部分の製作をすると効率的です)

一晩おいたフレーム長辺がガチッと固まったところで、短辺のフレームでつないでいきます。
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短辺のフレームも同じように木ダボをつかって接合していきます。溝をつくっておいた下段のフレームには、切り出しておいたMDF板を入れておきます。
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フレームのパーツが全て一体となりました。
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フレームの完成です。本当は角が90度でている状態にしてから、ボンドが固まるまでクランプなどで固定するほうがいいのですが、今回は、すぐに完成しているオムツ台部分を合体させて統合させました。
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オムツ台の部分

フレームの長辺を固定されている間に、オムツ台の部分をつくっていきます。
赤ちゃんが落ちないようにガードをつけます。
使用するのは、ホームセンターに売っている1×8材(長さ681mmを2枚, 500mmを1枚)と、2×4材(長さ500mm)です。
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1×8材の長さ681mm2枚を、曲線切り用の刃をセットしたジグソーで、このようにカットします。
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カットした部分を重点的にサンダーで研磨します。使うヤスリの目の順番は#60、#120、#240にしました。もっとトゥルトゥルにしたい場合は、さらに目の細かい番手をつかうといいでしょう。
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次に内側の下部にトリマーで溝をつくります。多孔ボートを入れるためです。多孔ボードの厚さが入る幅の溝をつくります。
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多孔ボードを切り出します。ちょっと大きめに切り出しておいてから、仮組みしながら調整しましょう。
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最後に、ガード部分を木ダボで接合しながら多孔ボードも組み付ければ、オムツ台部分の完成です。(写真はまだ仮組み段階ではみ出てる部分があります)
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オムツ台とフレームの接合にも、木ダボを使いました。
フレームの組み上がりと同時に(ボンドが硬化する前に)オムツ台を接合してしまうことで全体のゆがみが少なくできます。
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塗装と仕上げ

塗装しなくても使えますが、今回はビンテージワックスをつかってコーティングしてみます。
天然成分なので、赤ちゃんにも安心のはず。です。
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まず、歯ブラシで隅から塗っていきます。
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あとは、ボロ布などで全体に塗り込んでいき、最初に塗り始めたところから余分なワックスを拭き取っていきます。
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ワックスがある程度乾いたら、キャスターをつけます。
前側2個は、固定ができるもの。後側2個は固定できないものにしました。
(つかってみて結局、前側2個の固定機能はほとんど使っていないので、全て固定できないものでいいかもしれません)
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あとは、ワックスが完全に乾くまで待つか、ドライヤー等で乾かせば完成です。

DIY おむつ台 カバー

今回使った主な道具


この記事を書いた人: Hiroshi Kanao

育児休暇取得して、育児しながら執筆中。 2013年から3年半、タイのバンコクで働いている間に、タイ人妻と出会い、結婚し、日本へ帰国。 1987年富山県富山市生まれ。

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