地方に住んでいると車が生活の足となります。
しかし、車を持っているとついてくるのが、車検。毎回車検のたびに、高額な費用に恐れている人もいるのでは?
今回は、自分の車を整備して車検をパスするユーザー車検を、富山陸運支局でしてきました。
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自分で車検に出して費用を節約
2年に1度(新車は3年に1度)の車検。
毎回費用に恐怖を感じるのは私だけではないはず。特に輸入車の場合、整備費用がとても高くつくことも。
今回は、中古で購入したマイカーの、BMW 3ツーリングワゴン(E91)を富山陸運支局でユーザー車検に出してきました。
ユーザー車検(普通車)自体は、次の費用がかかりました。
印紙代:1,800円
自動車重量税:32,800円(車両重量が1.5トン超〜2.0トン以下)
自賠責保険料:25,830円
合計60,430円で受けることができました。
(整備のためのパーツ代などは含まず)
書類をそろえる
車検が満了の日から1ヶ月前から満了までの間に、車検(継続検査)を受けると、満了の日から2年有効となります。
まず準備しなければいけないのが、書類関係。
- 車検証
- 自動車納税証明書
- 自賠責保険証
- 点検整備記録簿
毎年春に払っているやつの領収印が押されている紙です。紛失した場合は再発行してもらえます。
現在加入しているものと、窓口で新しく24ヶ月加入します。現在の車検満了日までの間と、次の満了日までをカバーする必要があります。
車についている複写式のものを使ってもいいですし、ウェブ上に適当なものがたくさんあるのでダウンロードして印刷してつかってもいいです。
点検する
準備する書類のなかに、点検整備記録簿がありますが、自分でちゃんと点検して記入しておきましょう。
面倒な場合、ショップに任せるのもひとつの手段ですね。(その場合は部品代+工賃などが発生しますが)
BMW E91についている点検整備記録簿には、排気ガスのチェック項目もありますが、我が家には測定する機器がないので未実施として提出しました。
ネットで車検の予約をする
書類の準備と点検ができる前でもいいですが、車検を受ける予約をします。
国土交通省のWebサイトから行えます。
https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do
ユーザー登録を行ってから予約画面へアクセスできます。
全国の陸運局共通ですので、途中で富山の陸運支局を選択します。
予約カレンダーが表示されるので、都合のあう日程で予約します。
予約が完了すると、ユーザー登録したときに登録したEメールアドレスへ予約番号が贈られます。
予約番号は、車検を受けるときに必要です。
書類をもらって記入
予約した日の当日。
準備した書類をもって、まずは富山陸運支局の隣りの富山県計量検定所に行きます。
この建物です。
ユーザー車検をうける旨を伝えると、親切に教えてくれます。
ここで、申請書と収入印紙、新しい自賠責に入ります。
ここで準備するのは次のものです。
- 継続検査申請書
- 自動車検査票
- 収入印紙
- 自動車重量税納付書
- 新しい自賠責保険証
検査票をもらうときに、一緒に収入印紙を貼る所を教えてくれます。
申請書や検査票は、記入例が丁寧に準備されているので、車検証などを見ながら記入します。
コースで車検をうける
書類の準備ができたら、陸運支局の建物へ行きます。
この建物です。
ユーザー車検する旨を伝えると丁寧に教えてくれました。
書類のチェックをしてもらってから、検査コースへ入ります。
今回、コース3かコース4に入るように指示されました。
検査コース内では、初めてユーザー車検する旨を伝えると、丁寧にサポートして頂きました。
ウィンカー、ワイパー、ウォッシャー、ホーン、ヘッドライト、ブレーキなどなど各所点検されます。
コース内、ちょっと騒がしくて、担当者の指示が聞き取れないときがありましたが、本当に親切に対応してもらいました。
もし、ヘッドライドの光軸などでNGになった場合は、近くに調整してくれる整備工場があります。
新しい車検証とシールをもらう
検査に合格したので、陸運支局にもどって書類を提出し、その後新しい車検証とフロントガラスに貼るシールをもらいます。
これにてユーザー車検が完了です。
終わってみればとても簡単でした。
自分で整備などできる方は、チャレンジする価値は十分ありますね。
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