BMWのブレーキローター(ブレーキディスク)は、国産車と異なって交換サイクルが早いですね。
ブレーキパット2回交換で、ブレーキローター交換が目安だそうです。
実際に、ブレーキローターが使用限界まで減っていたのでDIYで交換してみました。
使用する工具
- 6mmヘックス ソケット
- 7mmヘックス ソケット
- ラチェットレンチ
- 16mmスパナ
- ハンマー
- マイナスドライバー
- 金属用ヤスリ(ブレーキパッドの面取り)
- ピストン戻し
- 8mmソケット
- 10mmソケット
- 17mmソケット(タイヤ脱着のため)
- トルクレンチ(タイヤ取り付けのため)
- フロアジャッキ
その他、パーツクリーナーや拭き取り用のウェス、ボロ布など。
取り外し
まずはタイヤを外します。
板バネ(?)をマイナスドライバーでテコの原理をつかって外します。
キャリパーの裏側に、キャップでカバーされている所が2ヶ所あります。
キャップは手で外せます。キャップを外したら7mm六角ネジ(凹)があるので、7mmヘックスソケットで外します。
キャリパーが外れたら適当なところに吊るしておきます。ホースが傷んじゃわないように。
続いてキャリパーのサポートを外していきます。
16mmの六角ボルトで2ヶ所止められています。けっこう固着していたので、ボルトゆるめスプレーを吹き付けて外しました。(あとでパーツクリーナで要洗浄)
あると便利、ボルトゆるめスプレー。
やっとブレーキローターの取り外しにかかります。
6mmの六角ネジ(凹)で止まっているので、6mmヘックスソケットで外します。
ここからがブレーキローター交換の山場。
なかなか外れないブレーキローター。クレ556をスキマに少しづつ注入して10分ほど置いてから、ハンマーでコンコン叩いて外します。
待っている間に、右リアの場合は先にセンサーの交換しておきます。
ローターが外れる時は、あっけなくコポッと外れます。クレ556をキレイにパーツクリーナーを使って拭き取っておきます。
右リアの際は、センサーも同時に交換します。
センサーはこんな感じでパットに装着されています。(実際はキャリパーの間から配線が通ってきます)
ブリーダーボルトのキャップカバーで配線がくくられています。
センサーの取り外しは、右リアタイヤ後方のカバーを外したところに接続ポイントがあります。
8mmの六角ボルト(凸)3本と、10mmの六角ボルト(凸)1本を外してカバーをめくり、センサーの配線を取り外します。(白色のやつです)
ツメを押しながら引っこ抜くんですが、プラスチックが劣化していたので、ツメを押したときに割れてしまいました。(新品を装着するときビニールテープで補強します)
取り付け
追記:取付まえにブレーキローターを塗装しないとサビサビになります。
ブレーキローターを無塗装で使ったら2ヶ月でサビサビに!サビ取って塗装して再装着した。
新しいブレーキローターを装着して、6mmヘックスでしめます。
ブレーキローターの交換時は、パットも交換します。
金属用ヤスリでパットを面取りしておきます。
ピストン戻しで、ピストンを戻してから新品のパットを入れて装着します。
16mmの六角ボルト2つで、キャリパーサポートを取り付け、
7mmヘックス2つでキャリパーを取り付けます。
ブレーキパットをキャリパーに取り付ける時、センサーを先に配線を通して、パットに取り付けると簡単です。
板バネも取り付けて一旦完了。
センサーの配線は、ドレンボルトのキャップに通します。
あとは、タイヤも取り付けて、テスト走行する前にブレーキペダルを踏み踏みして、あたりをつけておけば完了。
ブレーキは自動車の重要な部分のひとつです。
きちんと整備するか、不安な場合はプロに頼みましょう。
自分でする場合は、もちろん自己責任です。
パーツは適合確認してから買いましょう
今回のパーツは、パーツのPALCA(パルカ)さんで購入しました。
最初、適合確認をパルカさんにせずにブレーキローターを購入してしまいました。
本来ならば適合確認せずに購入した場合は返品不可ですが、再販可能な状態と判断してもらえたため、特別に対応してもらえました。
(パルカさん、本当にお手数をおかけしてごめんなさい。次回は適合確認してパルカさんでパーツ購入します!)
みなさん、適合確認してからパーツ購入しましょう。
パーツを買うならパーツのPALCA(パルカ)さんで〜!
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